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須田 麻里江

やっと自分の元から離れた。

こんにちは。『線引き』監督の須田です。

どうやらもうブログを書くのは三回目らしいです。相変わらず慣れません。

ありがたいことに、映像制作実習の作品が、早稲田松竹さんで上映していただけることになりました。今は観ようと思えばどこでも映画を観ることができる時代ですが、やはり映画館で上映されることが一番映画にとって幸せなことだと思うので、このような機会をくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

私の手元には、データがあるので、観ようと思えばいつでも『線引き』を観ることができます。それでもやはり、1月の上映会で自分の作品を観たとき、いつもとは違う印象を受けました。観客の皆さんがいる空間だからこそ感じること、自分の視界にスクリーンしか入ってこない環境だからこそ感じること、たくさんありました。

でも今振り返ると、あのときは自分と作品を全く切り離せずに観ていたなあと思います。一つの独立した作品ではなく、自分の一部かのように観てしまっていたのです(これは脚本の段階から課題だったのですがどうやら最後まで引きずってしまったみたいです)。

そして上映会から一か月半が過ぎ、最近やっと、作品を自分から切り離した視点で観ることができるようになりました。切り離すことができてから、まだ映画館でこの作品を観ていないので、私自身も早稲田松竹さんでの上映を楽しみにしています。

上映会に来れなかった皆さんも、上映会にいらしてくれた皆さんも、是非、上映会にお越しください。

追記

最近、私の大好きな作品『ローマの休日』を、はじめて映画館で観てきました。DVDでは何度も観ていたものの、映画館ではなかなかタイミングが合わず、、

やっと大好きな作品を映画館で観ることができ、✨

映画館で映画を観ることはいつでもできることではないので、ぜひぜひ上映会にお越しください!

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