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  • 執筆者の写真早稲田大学 映像制作実習

OGインタビュー

こんにちは!

『見えない糸』班、ブログ担当の岡本奎志です。

今回は過去にこの授業で監督を担当したOGの方にインタビューをしました。


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・自己紹介

早坂苑子、2018年度、『湛えて』、脚本・監督、学部4年生


・大変だったこと

非常に口下手なので、人前で自分の考えを話すことに苦戦しました。

授業では、毎週プレゼンをするのですが、改稿した脚本の講評の前に、「前回より声が大きくなった」など、プレゼンの仕方についても先生方にコメントをもらっていました。

撮影に入ってから、監督になるために大切なことなのだとよくわかりました。


・思い出に残っていること

撮影合宿をしたことです。

スタッフはもちろん、キャストさんもロケ場所(スタッフの祖母宅)に泊まってくださり、非常にありがたかったです。

それとは別に、頭に強く残っている思い出は、撮影の前のシュミレーションで、スタッフのひとりに、冷水を張った風呂に下着一つで潜ってもらったことです(作品のために)。おかげさまで、実際の撮影では、作品を象徴するようなショットを撮ることができました。


・今の仕事に活かせていること

本当に良かったと思うのは、実際の撮影のほかにも作品のためにできることがたくさんあるのだと実感できたことで

班の撮影スタッフにもですが、広報や上映で中心になって動いてくれたみんなには、今でも頭が上がりません。どの仕事に就いても、それぞれのひとのはたらきを尊重することを大切にしたいと強く思います。


・ひとこと

今、この授業にアシスタントとして関わっています。

作品の色も班の色もさまざまですが、どの作品も強さがあり、見応えがあると思っています。

ここまで思い出話をながながと語っていながら忍びないのですが、なによりもみなさんに伝えたいことは、「ぜひ上映会にいらっしゃってください」ということだけです。お待ちしております。


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・自己紹介

須田麻里江

2017年度

『線引き』監督

テレビ局勤務


・大変だったこと

受講生時代は、まるで正解のない問題を解いているような気分でした。

授業での是枝先生のお言葉の中で印象に残っているものの一つに「監督は決めることが仕事」という言葉がありますが、まさに、「決める」ことが一番大変でした。

どんなに班の皆と悩んでも(脚本、撮影場所、キャストなど)、最後は何事も監督の私が決めなければなりません。そして私が決めないと、班の皆は次の作業に移れないのです。正解のない問題の答えを、自身を持って決める、苦労しました。


・思い出に残っていること

脚本がまとまった後、撮影が終わった後、編集が終わった後、上映会が終わった後、

と、何かがひと段落するたびに班のみんなと味わった達成感は今でも忘れません。


・今の仕事に活かせていること

授業では、自分の表現したいこと、つくりたいものを相手に伝えなければいけないタイミングが何度もありました。〇〇を伝えたいからこのような表現をしたい、この表現の魅力は〇〇だ、といったようなことを、班員に、ときには先生方に、納得してもらえるように伝えなければいけません。

私が今働いているテレビ局でも、自分が表現したいこと、つくりたいものを相手に伝えなければならないタイミングがたくさんあるので、この経験は仕事に活かせていると感じます。


・ひとこと

私はこの授業で素敵な仲間たちと出会い、先生方と出会い、将来やりたいことが明確になって人生が変わりました。

大好きなこの授業がまだ続いていることを大変うれしく思います。OGとして、みなさんの上映会が成功することを祈っています。


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監督としての責任と重圧の中、作品を完成させたお二人は本当に立派です。

僕の班も現在撮影の大詰めにさしかかり、お二人のコメントが響きます... 上映会は1/19(日)@井深記念ホールです!


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