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上映作品

ななめの食卓

監督:岸 朱夏 

 

 会社員の近藤達紀は本居信子と一緒に住んでいる。達紀と信子はいつも食卓にななめに座る。そして、二人の囲む食卓にはどこかぎこちなさがあり、お互い がお互いに気を使いながら生活を送っている。…実は二人の間には、娘をなくした母親と妻を亡くした夫という繋がりがあった。二人のぎこちなくも繊細な関係を丁寧に描いた作品。

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ゆらめき

監督:古家 未葵

 

 予備校に通うため、兄の家に居候する浪人生のはな。兄や周囲の人々、そして自分にさえ苛立つはなは、家を抜け、夜へ飛び出す。その彷徨いの中で何を見て、どう向き合うのか。暗い日々に光を見いだす、少女の一夜の物語。

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形をとって

監督:宮崎 樹里愛

 

 高校を卒業したのち上京した藤永あきと緒崎エレナは、同じ部屋に暮らしている。あきにとってのエレナは憧れの存在。あなたがくれた写真家という夢、あなたに近づくことが許されるカメラという存在。本当は直接触れたいのに、そうした瞬間には壊れてしまいそうなふたりの関係。「ねえ、どうなると思う?」ある夜、あきはカメラを壊そうとする。

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​見えない糸

監督:宇代 航希

 

 再審で無罪判決になってから1週間。それまで犯人を憎むことでつながっていた久松家は、実は各々の気持ちが別に向いていたことに気づいてしまう。徐々に壊れていく裕子、事件に向き合えない舞、そしてバラバラになっていく家族を繫ぎ止めることができない浩二。誰にもすがりつくことを許されず、やり場のない怒り、悔しさを背負った3人の物語。

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