こんにちは!
『ひとつぶ』改め『ひとひら』監督の、町田梨華です。
時間が過ぎるのは早いもので、上映会まであと2週間もきりました。
吉田・町田班は撮影日数13日とかなり多くなってしまいましたが、、、スタッフそれぞれが2足どころじゃなく沢山のわらじを履いて仕事をこなしてくれたおかげで、なんとか撮影は終わりました。(クランクアップはなんと12月25日。メリクリ!)
現在は編集の真っ最中で、データ整理からてんやわんやしています。
上映前のこのタイミングで、少し自分なりのまとめを。
ありきたりなことを言ってしまうかもしれませんが、
この撮影、授業を通して感じたことは、総じて「むき出しにならないとやってられないなぁ」ということです。
例えば、大人への電話ひとつとっても、こちらの気持ちを誠心誠意伝えて、事務連絡のみになってしまわないよう気をつけたり。
そうなんです、この撮影で関わったたくさんの大人の方にぜひ感謝を伝えたい!親身に、時にはお叱りも受けながら撮影にお付き合いいただきました。
ロケーション担当者様とは、うまく連携をとることができずロケ地手配が滞ってしまった際、30分以上電話をして細かな確認に付き合ってくれました。
マネージャーさんは、追撮によって何度もお願いしてしまったスケジュール調整だけでなく、その他のことも心配してくれました。
現場での判断を一緒になって考えてくれ、アドバイスしてくれる俳優さんもいました。
人との関わりなしでは本当に何もできないんです。
大人との関わりだけでなく、撮影班でもそうでした。
脚本のことを話す時、準備をする時はもちろん、撮影中の動きひとつにもその人の考えや個性というのは表れてしまうもので、久しぶりに自分のカタチを感じました。
「違う人」と一緒に何かを作り上げることが、こんなに労力を使って、こんなに面白くて、いろいろな感情が生まれるってことを知りました。
大学3年、21歳、もう一般に自己が出来上がってくると言われる時期に、10ヶ月という短期間で、お互いにいいところも悪いところもバレバレになるくらいぶつかり合う経験って、なかなかないだろうなあ、なんて思ったり。
私の恋バナが役者まで一気に広まるくらいには、もうなんだか距離ゼロって感じです。制作部の佐藤くんの恋愛事情もみんな熟知してます。
準備の合間にお笑いを見たり、ご飯行ったり、ヘンなこと沢山話したり、楽しい思い出もたくさんあって、だからやってこれたんだよね。
今は体調を崩してしまったりと自分の至らなさを痛感しているところなので、あともう一踏ん張りみんなでがんばりたいと思ってます。
そんなこんなで、みんなの衝突の末の映画になってます。
見てね!上映会で待ってます!