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執筆者の写真早稲田大学 映像制作実習

『もぐら』スタッフ奮闘記⑤

更新日:2019年1月28日

 久しぶりのもぐら班です。

作品のこととか、上映会で感じたこととかはきっと監督が後日書いてくれると思うので、一班員として上映会が終わった今感じている雰囲気を言葉にしておこうと思います。




火曜日に上映会が終わってその後打ち上げ。前日も研究室に泊まっていたから眠くて眠くて仕方なかったけれど、名残惜しくて、「今日ここで帰るのはなんか違うよね 笑」となって、もぐらとふたたま班の残ったメンバーと数名謎のメンバーで2次会。

とっくに限界を超えていたので、ずっと適当に相槌を打ちながら寝ていた。多分相槌すらまともに打てていなかったと思う。

それでも帰り道、今日はいい日だったなと思いながら帰った。


水曜日、朝からテストがあった。昼過ぎにテストが終わって家に帰って、窓の外を見ると昼下がりの良い天気だった。ふと1日がこんなに長いのかとびっくりした。(え、朝からテスト受けたのにまだ昼なの?)と驚いた。そして1日の過ごし方というのをすっかり忘れていた。

ゆっくりお風呂に入ったのなんて何日ぶりだろう。思わず監督に「なんか今日作業しなくて良いのが不思議です、1日が長い」とLINEを送ったら「私も、なにもしない1日を過ごしてる」と返ってきた。



思えば、1/2〜6、年内に撮れなかった部分の撮影をして7日にアフレコして、次の日から編集・整音作業。家にはほとんど帰れなかった。

はじめは研究室に"泊まっている"という感覚だったけれど、いつからか"住んでる”という感覚に変わっていた。結構毎日大変だったけれど、この期間の他の班との交流が心地よかった。それまでは班が違えばほとんど関わりもなく、顔と名前をなんとなく知っているぐらいだった。

はじめはもぐら班が住んでいて、その後撮影が終わったふたたま班も住み始めた。朝も昼も夜も関係なくずっと作業をしていると疲れてくるけれど、他の班も頑張っていることが目に見えてわかったから、これは頑張らないと...と思った。

そのうち「ちょっと銭湯行ってきます。」とか「ちょっと洗濯だけしに帰ります」とか「ちょっと授業受けてきます」みたいな言葉が飛び交うようになった。

「ん〜、ちょっと僕髪の毛邪魔だから切ってくる」と真顔で言われた時の生活感は凄かった。


「いってらっしゃ〜い」とか「ただいま〜」とか言い合うようになって、どんどん距離が縮まっている感じがして嬉しかった。

一緒に居すぎたから、ふたたまの監督の岡本さんはもぐらのセリフを映像より先に言えるようになっていたし、主題歌の歌詞もうちの班員より覚えていた。湛えて班も研究室で作業をしていることがよくあったし、めぐみ班は別の場所で編集していたからほとんど会ってないけど、先生と電話で話しているのが聞こえたりして、みんな頑張ってるんだなぁと実感した。


授業で出会った人たちだから、自分で人間関係を選んで集まったメンバーじゃない。それはどの班も同じだと思う。

班員は、今まで会ったことのないタイプの人ばかりで毎日刺激的だった。班に入りたての頃、どういう接し方をすれば良いのだろうと考えるのはめんどくさかったりもしたけれど、過ごす時間が長くなるにつれて色んな感情をみんなと共有できるようになった気がした。




毎日というか1日のほとんどをずっと一緒に過ごしていたから上映会が終わってから数日会わないのが不思議だったしちょっと寂しかった。

監督から、「今後のことを相談したいから土曜日に集まろ〜」と連絡が来て、昨日久しぶりに集まった。みんなもなんだかんだ寂しかったんだろうなという表情をしていた。

どうやら編集作業はまだ結構あってもう一踏ん張りしないといけないみたいだけど、終わったら安い居酒屋で競い合うように馬刺し食べながらゆっくりしよう。


文責:濱﨑

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