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執筆者の写真早稲田大学 映像制作実習

『もぐら』加藤さん見津さんからみなさまへ。

いよいよ明日ですね…!

今日は『もぐら』に出演してくださった加藤さんと見津さんからメッセージをいただきました!


《加藤才紀子さん》

こんにちは。

映画「もぐら」の主演・白崎あおい/ハル役を務めました、加藤才紀子と申します。


この映画は、夜の世界に一人生きる女の子の物語です。あおいは、母親がある日突然蒸発してしまい、生き延びるために風俗嬢として働いています。家族がいない、友達もいない、孤独を抱えながら過ぎていく日々…。そんな中、けいたと出会い、あおいの中で何かが変わります。


あおいと向き合う中で、一人で生きていくこと、風俗嬢の働き方について考えるようになり、私の中で何となく当たり前に感じてしまっていたことが、決して当たり前ではないことを痛感しました。


この現場では、凍える寒さの中、スタッフの皆さまにたくさん支えていただき、全員一丸となって作品に臨みました。

あたたかく優しい環境を作ってくださり、その中で撮影できたことに心から感謝しております。


いよいよ上映日が近づいてまいりました。


23日は道岡円香監督の「めぐみ」と相米慎二監督の「ラブホテル」、

24日は早坂苑子監督の「堪えて」と吉田喜重監督の「水で書かれた物語」のコラボ上映となっております。


お時間ありましたら、是非足をお運びください。

また、両日ともに舞台挨拶をさせていただきます。劇場でお会いしましょう。


《見津賢さん》

白崎けいた役の見津賢です。


まずこの台本をもらった時に、僕はあぁいい映画になるな、と思いました。

そのくらい監督の書いた脚本は良かった。現場に入るのがすごく楽しみになりました。

いざ現場に入ってからは、けいたは生き別れた実の妹あおいを探す優しい兄という役どころだったのですが、実際、あおい役の加藤さんよりも僕の方が歳下で、映像になった時に僕たちが兄妹に見えるのかが不安なところでした。


また、この作品はけいたとハルは向かい合ってお芝居をすることがほとんどなく、

後部座席のハルと、運転席のけいたといった車内シーンが多かった為、

特にけいたに関してはバックミラー越しの表情や目の動きといったお芝居の手数が大事になってくる現場でした。


学生制作の映画に参加させて頂くのは2回目ですが、歳も近いスタッフさん達が多く、

とにかく楽しい現場でした。

監督、撮影部、録音部、そしてスタッフ皆さんの熱意に対して自分も俳優部としてお芝居を提案していく 、そうして作り上げるものが映画であると改めて思わされました。


たくさんの想いが詰まった作品です。是非ご覧下さい。



お二人とも上映後の舞台挨拶に出てくださいます。

ぜひ素敵なお二人に会いにいらしてくださいね☺️


長かったような短かったような映像制作実習の日々も

ついに明日からの3日間で終わりを迎えます。


明日、3/23(金)は

18:30から『めぐみ』、19:04から『もぐら』が上映されます。


早稲田松竹(東京都新宿区高田馬場1-5-16)は

高田馬場駅7出口から徒歩1分、西早稲田駅1出口から徒歩5分にあります。

雨が降っていそうなので、みなさま足元には十分お気をつけてお越しくださいませ。


はじまりの映画たちが、一人でも多くの方に観てもらえますように。






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