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執筆者の写真早稲田大学 映像制作実習

2018年度を振り返って

おはようございます。『ふたたま』監督の岡本です。

2週間前にタイムスリップして母が田口トモロヲさんを背負い投げするのを食い止めようとする(失敗した)夢を見ました。あとイクラもたくさん見ました。あくまでビジュアリスティックに、最近夢によくイクラが出てきます。フロイト先生の精神分析的にどうなのでしょうか。とりあえずお寿司が食べたいということは間違いないと思うので、誰か一緒にお寿司に行きましょう。回るやつがいいです。


先日監督4人でプチ打ち上げ兼反省会をしてきました。燃え尽き症候群みたいなものとも折り合いがついてきて、漸くこの1年が締まりつつある実感を手にしています。

みんなで食べたパフェ


私は1年次『よごと』班の撮影にスタッフとして呼んで頂いたことがきっかけでこの授業「映像制作実習」と関わりを持ち、今回監督を務める機会にも恵まれ、3年間本当に様々な経験をさせて頂きました。裏方志向の人間なのですが、表方の辛さ、そこをどう裏方がサポートしていくべきか、百聞は一見に如かずと言いますが実際に監督をやって初めて分かったことがたくさんありました。

私は監督向きの人間ではありません。『ふたたま』を完成させることができたのはひとえに、最後まで作品への愛で私を支え鼓舞してくれたスタッフの皆様と、時には厳しく講評しながら温かく見守ってくださった先生方のお陰です。この場を借りて御礼申し上げます。


他の監督3人は「やっぱりやるとしたら監督かな~」と言っていて、かっけ~!と思いました。彼女たちはそれぞれに魅力があり、違った強みがあり、そしてたくさんの人を動かす力があります。本当に出会えて良かったし、次回作がもしあるならば今度は裏方として力添えしたい。と言いつつ今作もまだまだ絶賛手直し中で、これから3月にある早稲田松竹での上映やその他各映画祭に向けて各々羽を整えているところです。さらなる進化を遂げた映画たちの羽ばたきを、大隈講堂にいらしてくださった方も観逃してしまった方も、楽しみにしていてください!


さて『ふたたま』はどうなるんだという話ですが、この1年間常に頭の中の半分以上を占拠されていたし、特に1月の上映会前2週間はもう寝ても覚めても作業作業で、白状するともう『ふたたま』のことはしばらく考えたくないというのが正直なところです。飽きた!飽きました。もっと別のことがしたい。今は文章が書きたいのと、何か新しい仕事を始めたいと思っています。天才的な飽き性が一周回った頃に、もう一回アドビ プレミアプロを開いてあなたは『ふたたま』を完成させることができるでしょう。責任は必ず全うします。


このつづきはnoteに課金した方のみがご覧になれます。うそです。来年度の授業にも文字通り邪魔をしつつちゃんと引き継いでいこうと思っているので、興味を持ってくださった方は是非「映像制作実習」を履修してほしいです。ただ映画を作る以上に大きなものを必ず手にできるはずです。このまま大学を卒業していいんですか?



岡本巳季

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