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11月26日の授業

  • 執筆者の写真: 早稲田大学 映像制作実習
    早稲田大学 映像制作実習
  • 2019年11月27日
  • 読了時間: 3分

こんにちは、ブログ担当の權です。

今回は、昨日11月26日の映像制作実習の授業内容についてお話したいと思います。



昨日はいつも通り、各班の進捗状況を発表し、それについて3人の先生方(土田先生、篠崎先生、是枝先生)にフィードバックをしてもらいました。




その後に、スイスのローザンヌ芸術学校の人たちが3週間日本に滞在する間に撮った作品を4作品、見せてもらいました。

実はスイスの学生は先々週から授業に参加してくれていて、昨日が最終日でした。



彼らが撮影する作品のテーマは、「日本(東京)で撮る」というシンプルなもの。

東京の喧騒や輝きと、田舎の質素さや落ち着きを、綺麗に対比させた作品や、日本の、とあるOLの日常の倦怠感を可視的に表現した作品など、とても素敵な4作品を見させてもらいました。


映画を撮ったことがあまりない私たちの作る作品に比べて、撮影技術等が優れていて、また内容もしっかりと練られていて、圧倒されました。



そしてその後、それらの作品に対して土田先生と是枝先生が評価をしていたのですが、そのやりとりの中で、個人的に考えさせられたことがあったので、それを今日は紹介したいと思います。


東京の喧騒を表そうとして、ある作品の中で渋谷と新宿が繋がったカットで出てきました。すると土田先生が、

「確かにこれらの風景は、いわゆる東京のイメージにぴったり当てはまるかもしれないけど、そこに馴染みのある私たちにとっては、新宿と渋谷は一緒じゃないし、この2つのカットが同じ場所じゃないことはすぐに気づくよ」

とコメントしました。

また是枝先生も、田舎のシーンについて、

「小金井はこんなに田舎じゃない」

と指摘されていました。




私はそこで、「国を撮る」ということがどういうことなのか考えさせられました。


スイスの人たちにとって、日本は外国です。彼らにとって、東京の眩しくて騒々しい景色が、新宿なのか渋谷なのかの差異は小さいものなのかもしれません。「小金井」という言葉だって、日本人以外の人が聞いたらただのサウンドに過ぎないでしょう。


しかし、その国を撮るという時に、その国の、実際にそこで生活する人たちに違和感のある映像であるなら、それは「国」を撮っているのではなくて、「国のイメージ」を撮っているのではないかと、先生方のお話を聞きながら感じました。


きっと、「国」を撮るためには、何よりもその国の「人」たちに寄り添う必要があるのかもしれませんね。

...と、素人ながらに感じました。



とにもかくにも、スイスの学生たちの作品は素晴らしく、同じ映画を作る身として受講生は良い刺激を受けたことでしょう!

受講生のこれからのより一層の頑張りに、皆さん期待していてください!



 
 
 

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